NPO法人自然と共に生きる会サンガは、任意団体のころより、遊びや楽しみを通じて、自然や命を学び、自然と人の和・人と人の和を育むための活動を行ってきております。

単なるアウトドア体験等ではなく、その意味や達成感を感じ取れるような事業を行っています。

例えばキャンプ（自然塾）の食事では、単に市販品を使って食事を自分たちで作るのではなく、食材自体を自分たちで作る、食材の一部を自分たちで調達する、食器や道具なども自分で作る、残った食材を無駄にせずに翌日の朝食にするということからは、普段何気なく口にしているものはもともとどういった時期にどういった場所にあり、どうやって収穫（収獲）し、どうやって調理するのかという自然探究心や、物を粗末にしないという気持ちが育まれ、また、教える人と教わる人、協力し、譲り合いながら行動するということからは世代を超えた交流や協調性が育まれます。そしてこれらを踏まえ、自分たちで作り上げ、口にしたときの達成感とおいしさはこれらの経験と共に深く記憶に刻まれます。

また、収獲感謝祭では、有害駆除の名のもとに捕獲殺処分される運命のシカやイノシシの肉を、その命に感謝し、かつ、なかなか入手しにくいジビエをいろんな人に食べてもらい、身近なものに感じてもらいたいという、獣肉の利活用と普及を図り、さらにはなぜ増えたのか・殺さなければならないのかという問題意識を持ってもらおうと開催しているものです。

これら、自然の中から学ぶことの重要性を今後も様々な方法によって伝えていき、参加された方々に十二分な満足を得ていただくことを活動の糧にしていきたいと思っております。

私たちの事業、活動をご理解いただき、何卒ご協力、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。